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About Me|名刺代わりの小説10選

About Me|名刺代わりの小説10選

こんにちは、ゆきのといいます。このブログでは、読書好きの私が「これ面白かった!」と心から思える小説を紹介していきます。

記念すべき最初の記事では、自己紹介をかねて“名刺代わり”の10冊を選んでみました。

子どもの頃に夢中で読んだ本から、大人になっても読み返したくなる本まで、どれも思い入れのあるものばかりです。

記事を通して、「ゆきのってこんな人なんだな」と少しでも感じてもらえたらうれしいです◎

目次

ゆきのって何者?

今日ブログに足を運んでくださった方は、まずゆきのって何者なんだ?と思われている方も多いでしょう。

そこで、記念すべき1本目の記事で簡単に自己紹介をしていきます。

About me

私、ゆきのは関西生まれ。少しだけ横浜で暮らし、また関西に戻って育ちました。1996年生まれの、ねずみ年です。

新卒で金融業界に就職したのち、いろんな経験を重ねて、今は法律事務員とWebライターを掛け持ちで働いています。

趣味は読書や観劇、特技はストリートダンス。

読書をはじめとした、ダンスや舞台、ドラマなどありとあらゆるエンタメに人生を彩ってもらいながら過ごしてきました。

ブログを始めたきっかけ

読書ブログを始めようと思ったきっかけは、中学生の頃のちょっとした出来事にさかのぼります。

国語の先生が担当をしていた図書委員になり、図書館の本を読んで紹介文を書くという仕事を任されたことがありました。いわゆる、本屋さんのPOPのようなものです。

そのとき書いたのが、宗田理さんの『ぼくらのC(クリーン)計画』の紹介文でした。ある日、それを読んでくれた生徒が「この本、借りたい」と私のもとに来てくれたんです。

たった一言だったけれど、本を読みたいと思ってもらえたことが本当にうれしくて。あのとき感じた胸の高鳴りが、今もずっと心に残っています。

そんな胸の躍る思い出がずっと心の中にあり、最近自分の中で芽生えた「自分の感想を残しておきたい」という気持ちから、ブログを始めてみよう!を思い立ちました。

そのため、このブログでは感想を交えながら、私が本当に面白かったとおすすめできる小説を紹介していきたいと思っています。

また「自分の感想を残しておきたい」という趣旨から、舞台や映画などについても触れていく予定です…!

みなさんの本選びのヒントや、小さなきっかけになれたら幸いです◎

名刺代わりの小説10選

ここまで長々と自分語りをしてきましたが、最後に名刺代わりとして私の心の中に残っている小説10選を紹介します。

これで私の人となりがわかったりわからなかったり…??

1つずつ見ていきましょう。

夢水清志郎シリーズ

最初に紹介するのは夢水清志郎シリーズです。

小学生の頃から本を読まれている方なら、読んだことがある方も多いのではないでしょうか。

このシリーズがなければ読書好きにならなかっただろうなと思うぐらいに、本を読む楽しさを教えてくれた小説です。

あらすじのとおり「笑いがいっぱいの謎解きミステリー」で、何度も読みながらクスクスと笑っていました。

家には本が溢れているので、定期的に整理してるんですが、このシリーズだけはどうしても手放せなくて今でも本棚に置いていて、ふとしたときにパラパラとめくっています。

私が本を語るには絶対に外せないシリーズです。

あらすじ

夢水清志郎は名探偵。表札にも名刺にも、ちゃんとそう書いてある。だけど、ものわすれの名人で、自分がごはんを食べたかどうかさえわすれちゃう。おまけに、ものぐさでマイペース。こんな名(迷)探偵が、つぎつぎに子どもを消してしまう怪人「伯爵」事件に挑戦すれば、たちまち謎は解決……するわけはない。笑いがいっぱいの謎解きミステリー。

引用:Amazon

ブレイブ・ストーリー

2つ目に紹介するのはブレイブ・ストーリー。アニメ映画化もされた名作です。

主題歌「決意の朝に」も名曲ですよね…!!

小学生か中学生のときに初めて読んだんですが、ずっと心に残っている小説です。

高校生の時に所属していた放送部の顧問が、こんなことを言っていました。

「心に残る物語は、主人公が成長しているんだよ」

そう言われたとき、ふと私の頭の中に思い浮かんだのがブレイブ・ストーリーでした。そうか、亘が成長したからずっと私の心に残っているんだと。

大人になってからも楽しめるファンタジーとなっています。ぜひ手に取って、亘の成長を見届けてください。

あらすじ

亘はテレビゲームが大好きな普通の小学5年生。不意に持ち上がった両親の離婚話に、ワタルはこれまでの平穏な毎日を取り戻し、運命を変えるため、幻界〈ヴィジョン〉へと旅立つ。感動の長編ファンタジー!

引用:Amazon

西の魔女が死んだ

「西の魔女が死んだ」は、中学生の頃に初めて読み、それから何度も読み返しているとても大切な1冊です。

学校に行けなくなってしまった中学生のまいが、西の魔女と呼ばれるおばあちゃんと過ごしたひと夏を描いています。

おばあちゃんが教えてくれる「魔女の手ほどき」は中学生の私にもほんのりと刺さる、素敵な考え方で、西の魔女のようになりたいなと感じました。

緑が広がる素敵な魔女の家が、文章を通して脳裏に浮かびます。

いつ読んでも心のどこかに刺さり、あたたかい気持になれる、そんな素敵な作品です。

あらすじ

二度と再び、まいの世界が元に戻ることはなかった。

学校に足が向かなくなった少女が、大好きな祖母から受けた魔女の手ほどき。何事も自分で決めるのが、魔女修行の肝心かなめで……。

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

引用:Amazon

ハリーポッターシリーズ

かの有名なハリーポッターシリーズ。小説は読んだことなくても、映画は見たことがある!という方も多いでしょう。

もともと私も映画だけリアルタイムで見ていたんですが、社会人になってから一気読みし、まんまと原作にもハマってしまいました(ちなみに全部読むのに1カ月ほどかかりました)。

映画では省略されてしまった部分も多いため、映画を見た人でもちょっとした答え合わせのように楽しめるのではないかと思います。

映画を見ていない人でも、ハリーポッターの魔法の世界に踏み込めば、きっと時間も忘れて楽しめること間違いなしです!

あらすじ

ロンドン郊外の、どこにでもありそうな平凡な街角、ある晩不思議なことがおこる。そして額に稲妻形の傷跡を持つ赤ん坊が、一軒の家の前にそっと置かれる。この家の平凡なマグルのおじ、おばに育てられ、同い年のいとこにいじめられながら、その子、ハリー・ポッターは何も知らずに11歳の誕生日を迎える。突然その誕生日に手紙が届く。魔法学校への入学許可証だった。キングズ・クロス駅の9と3/4番線から魔法学校行きの汽車が出る。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか? 額の傷跡は? 自分でも気づかなかった魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。

引用:Amazon

キミノ名ヲ

つづいて、紹介するのは「キミノ名ヲ」。魔法のiらんどで連載され、書籍化もされた携帯小説です。

え、ここにきて携帯小説?と思われた方も多いのではないでしょうか。

しかし、恋空をはじめとした携帯小説が流行りまくっていた学生時代を過ごした私にとって、携帯小説と読書は切っても切り離せません。そのなかでも、一番心に残っている携帯小説として本作を紹介させてください。

キミノ名ヲは携帯小説としては珍しい歴史ものとなっており、鎌倉時代に主人公がタイムスリップをするところから物語は始まります。

歴史についても綿密に調べられており、いい意味で携帯小説らしくないしっかりとした物語が楽しめます。巻末に記載されている参考文献の多さを見たら、その中身の濃さにも納得です。

携帯小説だと嫌煙するにはもったいない名作なので、ぜひ手に取ってみてください。

あらすじ

平凡な女子高生・千鶴子は、鎌倉で不思議な声に呼ばれ、鎌倉時代にタイムスリップしてしまう。そこで護良親王と運命の出会いを果たし……

引用:「BOOK」データベース

ドミノ

「ドミノ」は「夜のピクニック」や「蜜蜂と遠雷」で有名な恩田陸さんの小説です。

最初は別々のところでそれぞれ過ごしている登場人物たちが東京駅に集まったとき、まるでドミノが倒れるように1つの物語となっていきます。

まさにドミノが倒れるかのごとく、スピード感が溢れる物語となっており、読書好きの方にはもちろん、読書が苦手な方にもおすすめできる1冊です。

個人的には、オーディションを受けている2人の子役がとても大好きで、2人のターンになるたびにわくわくと読み進めていました。

そんなお気に入りの登場人物もできる、読み始めたら止まらない本作。ぜひ手に取って楽しんでみてください。

あらすじ

些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作!

一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!

引用:Amazon

植物図鑑

致死量のきゅんきゅんを楽しめる「植物図鑑」。「図書館戦争」などで有名な有川浩さんの作品です。

本作は、高畑充希さんと岩田剛典さんで実写映画化もされているので、ご存知の方も多いでしょう。

きゅんきゅんを浴びるほど楽しめる本作ですが、個人的には要所要所で出てくる山菜を使った料理の描写もとても大好きです。

とても読みやすい作品となっており、初心者の方でも楽しめるでしょう。ちなみに、私は久しぶりに読書をするときのリハビリによく読んでいます(笑)

あらすじ

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。

引用:Amazon

正妻 慶喜と美賀子

続いて紹介する「正妻」は幕末を舞台にした時代小説。

最後の将軍徳川慶喜の正妻、美賀子が主人公で、時代小説としては珍しく、女性の目線で幕末が描かれています。

幕末は、近代的な政治も濃く関わってくることもあって、結構な苦手意識を持っていたのですが、そんな意識をひっくり返してしまうぐらいに面白い小説でした。

林真理子先生の小説は正妻以外にも何冊か読んでいるんですが、史実を物語に落とし込む天才だなと思っております(何様?)

時代小説が好きな人にも、苦手な人にもおすすめの1冊です。

あらすじ

幕府と朝廷の関係にも動乱の機運が高まる十五代家慶の治世。一条家の美しき姫美賀子は、英邁の噂轟く一橋慶喜に嫁いだ。「わしはどんなことがあっても将軍になどならぬ」信念を曲げない夫の奇矯な振る舞いに翻弄される美賀子は、ある哀しい決意を抱く。幕末の新たな一面を描ききる、傑作大河小説を文庫化!

英邁の将か、暗君か――。
妻だけが知り得た、「最後の将軍」の真実。

幕府と朝廷の関係にも動乱の機運が高まる十二代家慶の治世。
一条家の美しき姫美賀子は、
英邁の噂轟く一橋慶喜に嫁いだ。
「わしはどんなことがあっても将軍になどならぬ」
信念を曲げない夫の奇矯な振る舞いに翻弄される美賀子は、
ある哀しい決意を抱く。
幕末の新たな一面を描ききる、
傑作大河小説を文庫化!

2018年大河ドラマ『西郷どん!』の原作者が描く、
もうひとつの幕末ドラマ

引用:Amazon

ペンギン・ハイウェイ

「夜は短し恋せよ乙女」で有名な森見登美彦さんによる1冊。突然町に現れたペンギンの謎を研究する、ちょっと理屈っぽい男の子の物語です。

どこかミステリアスなお姉さんとの交流や、現実と幻想が交差する展開にワクワクしながらも、読み終える頃には胸の奥に静かな切なさが残ります。

まるでひと夏の冒険のような日々に、「こんな夏休みを過ごしてみたかったな」と思わず憧れを抱きました。

賢くてまっすぐな“僕”の視点で描かれる世界はどこまでも透明で、だからこそ別れや喪失の気配が、いっそう心に沁みます。

ぜひ夏の読書に手に取ってみてはいかがでしょうか。

あらすじ

小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。

引用:Amazon

ぼくらの七日間戦争

最後に紹介するのは、大人たちの理不尽に立ち向かう中学生たちの反乱を描いた『僕らの七日間戦争』です。

読み進めるうちに胸が熱くなり、ワクワクが止まらなくなる物語。学校の倉庫に立てこもるという大胆な作戦にドキドキしながら、子どもたちの知恵と勇気に引き込まれていきます。

小学校6年生か中学生ぐらいの頃、父が買ってきてくれて読んだのですが、あまりの面白さにページをめくる手が止まらなかったのを今でも覚えています。

この本をきっかけに、冒頭に登場する「ぼくらのC(クリーン)計画」を読むことになり、今にもつながっているとても大切な1冊です。

まっすぐな気持ちや仲間との絆に胸を打たれ、大人になった今でもふと読み返したくなる――そんな特別な存在として、ずっと心に残っています。

あらすじ

1年2組の男子生徒が全員、姿を消した。河川敷にある工場跡に立てこもり、体面ばかりを気にする教師や親、大人たちへ“叛乱”を起こす! 何世代にもわたり読み継がれてきた不朽のシリーズ最高傑作。

引用:Amazon

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今回は自己紹介をかねて、私・ゆきのが心から大好きな“名刺代わりの小説10選”をご紹介しました。

どの本にも、それぞれの思い出や出会いがあり、今の自分をつくるきっかけをくれた大切な存在です。

このブログでは、これからもそんな本たちとの出会いや感想を、ゆるく・楽しく綴っていく予定です。気になる作品があれば、ぜひ手に取ってみてください◎

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この記事を書いた人

1996年生まれ。関西育ち。法律事務所で働くかたわら、Webライターとしても活動中。
読書と観劇とダンスが大好きで、エンタメが人生の生きがい。中学生の頃に図書委員として書いた本の紹介文がきっかけで、「誰かに本を届けること」の楽しさに目覚めました。
このブログでは、自分が本当に面白いと思った小説を中心に、感想や思い出を交えながら紹介していきます。
このブログが、ほんの少しでも物語の入口になりますように。

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