「Kindle、気になるけど本当に使いこなせるかな?」 「紙の本が好きだから、電子書籍はちょっと不安…」 そんな迷いが、私にもありました。
それでも思い切って購入してみたら、読書がぐっと身近になり、気づけば5年近く同じ端末を愛用しています。軽くて持ち歩きやすく、どこでもすぐ読める。その小さな快適さが、読書習慣を優しく後押ししてくれました。
この記事では、私が実際に使って感じた魅力やデメリット、そしてKindle端末が「読書の相棒」になった理由をていねいに紹介します。
Kindle端末とは?シンプルに“読書に特化したデバイス”
Kindle端末は、「読書をするためだけ」に設計された、とてもシンプルで心地よいデバイスです。スマホとは異なり、通知や余計な機能に邪魔されることなく、本の世界へ没頭できます。この章では、Kindle端末が読書に特化している理由を、次の3つのポイントから紹介します。
Kindle端末が“読むことだけ”に集中できる理由を詳しく見ていきましょう。
スマホ読書との大きな違い
Kindle端末の魅力は、とにかく「読むことだけに集中できる」点にあります。
スマホで読書しようとすると、どうしても通知が気になったり、別のアプリを開いてしまったりと、意識が散りがちです。その点、Kindle端末は読書に不要な機能をそぎ落としたシンプルな構造なので、ページを開けば自然と物語の世界へ入り込めます。
また、スマホの光とは異なるやわらかな画面表示で、長時間読んでいても疲れにくいのが特徴。読みたいときにさっと開けて、静かな読書時間を作れるのはKindleならではの魅力です。
E Ink(電子ペーパー)の読みやすさ
Kindle端末を触って最初に驚くのが、画面のやさしさです。E Inkという電子ペーパー技術が使われており、紙の本のような落ち着いた印象があります。光の反射やギラつきがほとんどなく、長い時間読み続けても目が疲れにくいのが嬉しいところ。
特に夜の読書ではスマホの光が気になってしまうことがありますが、Kindle端末は必要以上に明るくならないため、穏やかな気持ちで読書時間を確保できます。「電子書籍の画面が苦手」と思っていた人にこそ、一度触れてほしい機能です。
どのモデルでも共通している特徴
Kindle端末には複数のモデルがありますが、どれを選んでも“読書の快適さ”という核は共通しています。
どのモデルもE Inkによる目に優しい表示、充実したバッテリー、シンプルな操作性が揃っていて、読書の習慣を後押ししてくれます。「読書が続けやすい環境を作ってくれるデバイス」としてどのモデルでも安心して選べます。
私が2020年からずっとKindle端末を使い続けている理由
私がKindle端末を5年近く愛用しているのは、読書がとにかく続けやすくなったからです。持ち歩きやすさも、読みやすさも、時間管理のしやすさも、全部“ちょうどいい”バランスで揃っています。この章では、読書習慣が自然に身についた理由を、次の3つの視点からお話しします。
1つず見ていきましょう。
持ち歩きがラクになった
紙の本を持ち歩くときに気になる「折れる」「濡れる」「重い」などのストレスから解放されるのもKindle端末の大きな魅力です。カバンの中で本がぐちゃっとなる心配がなく、薄くて軽いのでどこにでも気軽に持っていけます。
また、私はコロナ禍でKindle端末を購入したこともあり、アルコールのウェットティッシュでさっと拭けることに安心感がありました。紙の本だと消毒が難しいので、コロナ禍だからこそ気付けたメリットです。
残り時間がわかり区切りよく読める
「この章を読み終えるまであと◯分」という表示は、Kindle端末ならではの便利機能です。短い時間でも読みやすくなるので、通勤中に「あと3分なら読める」と判断できたり、夜眠る前に「今日はこの章までにしよう」と区切りをつけたりできるのは、とても助かりました。
こうした“小さな見通し”があることで、すっきりと読書を終え、時間を置いて読書を再開するときも、すんなりと読書の世界に入ることができるように。この機能はとても便利だと感じています。
気軽に読めて読書量がぐっと増えた
Kindle端末を使うようになって感じたのは、「読書が生活に入りやすくなった」ということです。持ち歩きやすさのおかげで読みたいときにすぐ開けて、残り時間が表示されることで短い時間でも区切りよく読める。こうした小さな“読みやすさ”が積み重なることで、気付けば読書量が大きく増えていました。
特別に読書時間を確保しようと思わなくても、Kindle端末がそばにあるだけで、自然と読書タイムが増えるように。読書習慣が身に付いたのは、Kindle端末のおかげだと思っています。
私自身が長く使っているのは Kindle Paperwhite です。読みやすさと持ち運びやすさのバランスが良く、迷ったらこれで間違いないと思っているので、気になる方はチェックしてみてください◎
Kindle端末のメリット
Kindle端末を使い続けると、「紙の本とはまた違う快適さ」が見えてきます。ここでは、その代表的なメリットを次の4つにまとめました。
詳しく見ていきましょう。
目が疲れにくいE Inkのやさしい読み心地
Kindle端末最大の魅力といってもいいのが、目に優しい表示です。E Inkの白黒表示は紙に近い質感で、明るさを最小限に抑えても読みやすいのが特徴。紙の本と同様に、目に優しく読書を楽しめます。
スマホだと画面の光が強すぎて長く読めないという人も多いですが、Kindle端末ならその問題がほとんどありません。「目が疲れるから電子書籍は苦手」と思っている人にも試してほしいです。
集中しやすい“読書だけの空間”がつくれる
スマホと違って通知が来ないKindle端末は、シンプルに“読書だけに向き合えるデバイス”です。スマホだとどうしてもSNSや他のアプリに気を取られがちですが、Kindle端末は余計な情報が入ってこないので、物語や文章に自然と没頭できるように。
Kindle端末を使うことで、静かで落ち着いた読書時間が生まれ、文字にじっくり向き合えるようになります。
辞書・ハイライト・メモが便利で読書効率UP
Kindle端末は辞書機能がとても優秀で、わからない言葉を長押しするだけですぐ意味を確認できます。紙の本では辞書を引くのが面倒で調べずに読み進めてしまうこともありますが、Kindleならスムーズ。
また、気になった文章をハイライトで残せたり、メモ機能で考えを書き込めるのも便利です。後でまとめて読み返すこともでき、読書の深さがぐっと広がります。
バッテリーが長持ちして外出先でも安心
Kindle端末はバッテリーが非常に長持ちで、毎日使っていても数週間充電なしで過ごせることも珍しくありません。旅行や出張時にも充電器を気にせず持っていけるのは大きな安心感です。
「いつでもすぐ読めるのに充電の心配が少ない」というのは、電子デバイスとしてかなり優秀。小さなストレスが減るだけで読書はもっと快適になります。
Kindle端末のデメリット
どんなデバイスにもメリットとデメリットがあります。この章では、知っておくと安心なKindle端末の弱点を次の3つに絞って紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
雑誌やビジネス書は向いていない
Kindle端末は白黒表示のため、雑誌や図解が多い実用書・ビジネス書など、レイアウトや色が重要なジャンルは相性があまりよくありません。図版の細かい部分が見えにくかったり、レイアウトが紙とは違ってしまうことも。
そういったジャンルは紙やタブレットの方が読みやすいと感じます。Kindle端末はあくまで「文章を読む本」に強いデバイスとして使うのがおすすめです。
なお、最近では一部モデルにカラー表示のものも登場しており、用途に合わせて選択肢が広がっています。
漫画を読むにはやや向いていない
漫画自体は読めるものの、ページ送りが少し遅く感じることがあります。ストーリーをじっくり読みたいときは気になりませんが、テンポを重視する人には物足りないことも。
私は小説中心なので気になりませんが、漫画を読む場合はスマホやiPadのほうが快適です。用途によってデバイスを使い分けるとより読書が楽しめると思います。
新しい本をライブラリーに入れるときはダウンロードが必要
Kindle端末の本は最初にダウンロードが必要なので、Wi-Fi環境が弱い場所だと読み始めるまで少し時間がかかることがあります。ただ、一度ダウンロードしてしまえばオフラインでも読めるため、外出前にまとめて本を入れておけば問題ありません。
ライブラリに入れたときにKindle端末にダウンロードしてしまう、など対策を取っていれば十分防げるデメリットと言えるでしょう。
Kindle端末を買うなら“Kindle Unlimited”の活用がおすすめ
Kindle端末を買うなら、読み放題サービス「Kindle Unlimited」を一緒に使うのがとても相性が良いです。この章では、Kindle Unlimitedをおすすめしたい理由を次の3点から紹介します。
ぜひKindle Unlimitedを利用して、Kindle端末を使いこなしましょう。
Kindle Unlimitedなら読書がもっと気軽に楽しめる
読み放題の強みは、「試し読み感覚で気軽に挑戦できる」ことです。普段読まないジャンルにも手を伸ばしやすく、新しい作家や作品との出会いが増えます。
「なんとなく読みたい」という気持ちに寄り添ってくれるため、読書がもっと身近なものになりました。幅広いジャンルを気軽に楽しみたい人にはぴったりのサービスです。
読み放題の本を20冊まで端末に入れて持ち運べる
Kindle Unlimitedでは、対象作品を20冊まで同時にダウンロードできます。好きな本をたくさん持ち歩けるのに端末は軽いまま。旅行や出張でも「どれを持っていこう?」と悩む必要がありません。
気分に合わせて読む本を変えられる自由さが心地よく、本の楽しみがさらに広がりました。20冊という上限は思った以上に余裕があり、読書好きには嬉しいポイントです。
Kindle端末購入時の3か月無料キャンペーンがある
Kindle端末を購入すると、キャンペーンとして3か月間のKindle Unlimitedが無料でついてくることがあります。購入したその日からすぐに読み放題を楽しめるので、電子書籍デビューに最適です。
まずは無料期間でいろんなジャンルを試し、自分の読書スタイルに合うかどうかを確かめられます。試しやすさとお得感が揃っているのは、Kindleを選ぶ大きなメリットの1つと言えるでしょう。
Kindle Unlimitedについては別記事でさらに詳しくまとめています。気になる方はあわせて読んでみてください。

まとめ
Kindle端末を使い始めてから、読書が特別な時間ではなく“生活の一部”になりました。持ち歩きたくなる軽さ、どこでも読める便利さ。どれも紙の本にはなかった魅力です。
もし「読書をもっと楽しみたい」「読書習慣を身につけたい」と感じているなら、Kindle端末はその最初の一歩にぴったりのデバイス。あなたの読書時間を優しく後押ししてくれる相棒になってくれるはずです。
初めてのKindleで迷っている方は、まずは Kindle Paperwhite を選べば間違いありません。読書を続けやすく、長く愛用できるバランスの良いモデルとなっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください◎
