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【2025年12月】Kindle Unlimitedで始める読書習慣|今すぐ読めるおすすめ小説5選

Kindle Unlimitedで始める読書習慣|今すぐ読めるおすすめ小説5選

月額980円でさまざまな本が読み放題になるKindle Unlimited。気になってはいるけど「どんな本が読めるの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Kindle Unlimitedの基本情報にくわえ、現在読み放題の対象になっている小説の中から、特におすすめの5冊を厳選してご紹介します。

ファンタジー、恋愛、ミステリー、歴史ものまでジャンルはさまざま。きっとあなたの「次に読みたい一冊」が見つかるはずです。

みなさんのきっかけになれば幸いです◎

※この記事は随時更新しています(最終更新:2025年12月)

目次

Kindle unlimitedとは?|まず知っておきたいサービスの魅力

Kindle Unlimitedは、月額制で500万冊以上の本が読み放題になるAmazonの人気サービスです。この記事でおすすめ作品を紹介する前に、まずはKindle Unlimitedの基本と上手な使い方をさっと整理しておきましょう。

  • 月額料金とサービス内容
  • 読み放題の対象になっている本
  • Kindle Unlimitedのメリット

これらを知っておくと、後半で紹介する作品もより選びやすくなります。

月額料金とサービス内容

Kindle Unlimitedは、月額980円でAmazonの対象書籍が読み放題になるサブスク型サービスです。

対象タイトルは和書・洋書あわせて500万冊以上。小説、ビジネス書、実用書、コミック、雑誌など、幅広いジャンルから好きなだけ楽しめます。

スマホ・タブレット・PC・Kindle端末など、ほとんどのデバイスに対応。最大20冊までダウンロードでき、オフラインでも読めるので外出中の読書にも便利です。

さらに初回30日間は無料体験ができるため、「とりあえず試してみたい」という方にもぴったりです。

読み放題の対象はどんな本?意外な名作もラインナップ

「読み放題って、あまり知らない本ばかりなのでは?」と思われがちですが、Kindle Unlimitedでは有名なベストセラーや映像化された話題作、文学賞受賞作まで幅広く対象になっています。有名どころでいえば、ハリーポッターシリーズは全作が読み放題の対象の1つです。

ラインナップは定期的に入れ替わるため、ふとした瞬間に思わぬ名作に出会えたり、新しいジャンルを開拓できたりするのも魅力。掘り出し物の1冊に出会えるチャンスが多いサービスです。

Kindle Unlimitedのメリット

Kindle Unlimitedのいちばんの魅力は、月額980円で500万冊以上が読み放題になるという、なんといってもコスパの良さです。小説、ビジネス書、雑誌、マンガ、実用書…とにかくジャンルが豊富なので、気になる本をどんどん試せます。

初回30日間は無料体験できるため、使い心地を試してから継続するかどうか決められるのも安心ポイント。紙の本と違い、端末ひとつに何冊も保存できるので、外出先やスキマ時間の読書にもぴったりです。

「買うほどではないけど気になる本」を軽く読み始められるのも魅力で、自然と読書の幅が広がるはず。読書習慣をつけたい方にも心強いサービスです。

Kindle Unlimitedで読めるおすすめ作品

ここからは、2025年12月時点でKindle Unlimitedの対象になってるおすすめ作品を紹介します。

ぜひ作品選びの参考にしてください◎

ペンギン・ハイウェイ

「夜は短し恋せよ乙女」などで有名な森見登美彦さんの作品。小学生4年生の主人公が過ごすちょっぴり不思議で切ない夏休みを描いた作品です。

こんな夏休みを過ごしたかった!と思う作品で、いつも夏になると読みたくなります。アニメ映画化もされているので、映画と一緒に楽しんでみるのもおすすめです。

あらすじ

ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。

引用:Amazon

成瀬は天下を取りにいく

2024年の本屋大賞を受賞した大注目作が、ついにKindle Unlimitedの読み放題対象に!ずっと気になっていた作品だったので、対象になっているのを見つけた瞬間に思わずライブラリーへ即追加してしまいました。

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」この一文だけでもう胸が高鳴ります。話題作を気軽に読めるチャンス。ぜひこの機会に手に取ってみませんか。

あらすじ

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武百貨店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!

引用:Amazon

義経じゃないほうの源平合戦

源頼朝と源義経という非凡な兄弟に挟まれた平凡な男。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で大迫孝也さんが演じたことでも知られる源範頼が主人公の物語です。

本作では、合戦の華やかな場面だけでなく、その裏にある人間模様や戦の段取りなど、歴史の“リアル”が丁寧に描かれています。歴史ものに興味はあるけど「難しそう…」と敬遠していた方にもぴったりの1冊。重すぎず、でもしっかり面白い、読みやすい歴史小説です。

あらすじ

鎌倉なんか、来るんじゃなかった。蒲御厨で静かに暮らしていた範頼は、命の危機を感じて頼朝のもとへ来るも、会って早々、兄の怒りに触れ言葉も出ない。ちくしょう、怖すぎるだろ、この兄さま。打倒平家に燃え勇猛果敢に切り込んでいく弟の義経を横目に、兄への報告を怠らず、兵糧を気にする自分の、なんと情けないことか。頼朝と義経、二人の天才に挟まれた平凡な男、源範頼の生きる道。

引用:Amazon

総理にされた男

売れない役者が総理の替え玉に……そんな突拍子もない設定から始まる本作ですが、読み進めるほど「政治ものってこんなに面白いんだ!」と価値観をひっくり返してくれた一冊です。

派閥争いや官僚との駆け引き、野党との攻防など“政治の裏側”が細かく描かれ、気づけば政治の奥深さに夢中に。これまで何気なく見ていたニュースや記事にも、自然と興味が湧くようになりました。

「政治ものは難しそう」「興味がない」という方にこそ、ぜひ手に取ってほしい作品です。

あらすじ

売れない舞台役者・加納慎策は、内閣総理大臣・真垣統一郎に瓜二つの容姿とそ精緻なものまね芸で、ファンの間やネット上で密かに話題を集めていた。ある日、官房長官・樽見正純から秘密裏に呼び出された慎策は「国家の大事」を告げられ、 総理の“替え玉”の密命を受ける 。慎策は得意のものまね芸で欺きつつ、 役者の才能を発揮して演説で周囲を圧倒・魅了する 。だが、直面する現実は、政治や経済の重要課題とは別次元で繰り広げられる派閥抗争や野党との駆け引き、官僚との軋轢ばかり。政治に無関心だった慎策も、 国民の切実な願いを置き去りにした不条理な状況にショックを受ける。義憤に駆られた慎策はその純粋で実直な思いを形にするため、国民の声を代弁すべく、演説で政治家たちの心を動かそうと挑み始める。そして襲いかる最悪の未曽有の事態に、慎策の声は皆の心に響くのか――。 予測不能な圧巻の展開と、読後の爽快感がたまらない、魅力満載の一冊。

引用:Amazon

准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき

怪奇事件や都市伝説を、民俗学の知識と解釈で解き明かしていくミステリーシリーズ。本作はその第1作目にあたります。

話を聞けば怪異なのに、高槻先生の推察で事件を解決していきます。人の嘘がわかる耳を持つ深町くんと高槻先生のバディは息ぴったり。少しずつ心を開いていく深町くんにも注目です。

しかも現在、第8作目まで読み放題の対象に。これを機に、一気読みしてシリーズの世界にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。

あらすじ

「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」

人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。 なんとなく受講した「民俗学2」のイケメン准教授・高槻になぜか気に入られ、 怪異に出会うとついテンションが上がってしまう彼の「常識担当」として助手をすることに。 高槻のもとには、奇妙な事件が次々と持ち込まれ――?

このアパートは、幽霊物件?! 隣の空き部屋から聞こえる奇妙な音の正体は…。 ――「第一章 いないはずの隣人」

ふと気づくと、周りにいつも針が落ちている……。これは呪い?それとも…。 ――― 「第二章 針を吐く娘」

肝試しに出かけた少女が消えた。しかし数日後、彼女は帰ってきた。足の裏はきれいなままで…。 ――「第三章 神隠しの家」

ちょっぴり残念なイケメン准教授と、常識担当の大学生の凸凹コンビが 民俗学の知識を使って、怪奇事件や都市伝説の謎を「解釈」する軽快なミステリ、開講!!!

引用:Amazon

まとめ

Kindle Unlimitedは、名作から話題作までさまざまなジャンルの本を気軽に楽しめる読み放題サービスです。本が好きな方はもちろん、「これから読書を趣味にしたい」という方にも寄り添ってくれます。

今回はその中から、筆者おすすめの対象作品を5つご紹介しました。

  • ペンギン・ハイウェイ
  • 成瀬は天下を取りにいく
  • 義経じゃないほうの源平合戦
  • 総理にされた男
  • 准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき

あなただけのお気に入りに出会えますように。読書を楽しむ第一歩になれば幸いです◎

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この記事を書いた人

1996年生まれ。関西育ち。法律事務所で働くかたわら、Webライターとしても活動中。
読書と観劇とダンスが大好きで、エンタメが人生の生きがい。中学生の頃に図書委員として書いた本の紹介文がきっかけで、「誰かに本を届けること」の楽しさに目覚めました。
このブログでは、自分が本当に面白いと思った小説を中心に、感想や思い出を交えながら紹介していきます。
このブログが、ほんの少しでも物語の入口になりますように。

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