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寺地はるな『リボンちゃん』レビュー|下着から始まる小さな心の変化を描く温かな物語

寺地はるな『リボンちゃん』レビュー|下着から始まる小さな心の変化を描く温かな物語

最近、なんだか毎日が同じことの繰り返しで、小さなときめきを忘れてしまっていませんか。そんなとき、ふとした瞬間に心が躍るような、優しい変化に気づかせてくれる物語があります。この記事では、日常の中にある小さな幸せを再発見できるかもしれない一冊をご紹介します。

本書はツナグ図書館を通じて、出版社の文藝春秋様よりご恵贈いただきました。この度は素敵な機会をありがとうございました。

目次

『リボンちゃん』作品情報


作品名リボンちゃん
著者名寺地はるな
ジャンル・雰囲気日常小説・女性小説
あらすじ

幼い頃から可愛いものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。”よくわかんない店”で働きながら、マイペースに日々を過ごす彼女は、あるとき伯母の加代子が営むテーラーを手伝うことになる。女性であることを理由に、紳士服を作ることが許されなかった加代子は、夫亡き後、日用品を中心に製作しているが、あるとき「下着のリメイク」の依頼が届き、手芸好きの百花の力を借りることにしたのだった。下着にまつわる固定観念を軽やかにすり抜け、読む人の心をそっと解きほぐす物語。

引用:Amazon

『リボンちゃん』を読んだきっかけ

ツナグ図書館を通じて、出版社様よりご恵贈いただくお話をいただきました。『リボンちゃん』という題名と表紙にときめきを感じて、お請けすることに決めました。

貴重な機会をいただけましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。

『リボンちゃん』の感想

大きなリボンをつけてピンと背筋を伸ばすリボンちゃん。自分の筋をしっかりと通しながら、それでも自分の意見を押し付けない彼女の姿がとても印象的でした。自分らしさを大切にしつつも、相手を思いやる優しさを持つリボンちゃんは、本当に素敵な人だと感じます。

下着について深く考える機会はあまりないかもしれませんが、確かに可愛いものを身につけていると、いつもより心が躍る気がします。そんな心の微細な変化を、作者は丁寧に描き出していました。見えない部分のおしゃれが、私たちの気持ちにもたらす小さな変化。それは決して派手ではないけれど、確実に日常を彩ってくれるものです。

読み終えた後、私もリボンをつけたくなったし、新しい下着を買いに行きたくなりました。そんな風に、何かを始めたくなる気持ちを優しく後押ししてくれる作品です。

『リボンちゃん』はこんな人におすすめ

  • 毎日の生活に小さな変化やときめきを求めている方
  • 自分らしさを大切にしながらも、周りとの関係を築いていきたい方
  • 日常の何気ない瞬間に幸せを見つけたい方

どんな小さなことでも、自分の心が動く瞬間を大切にしたい人にとって、きっと心に響く一冊になるでしょう。

まとめ

『リボンちゃん』は、下着というプライベートなアイテムを通して、私たちの心の奥にある小さな願いや変化を描いた温かな物語です。読み終えた後、きっとあなたも何か新しいことを始めたくなったり、いつもより少し自分を大切にしたくなったりするはずです。

日常の中にある小さな幸せに気づくきっかけを、この一冊から見つけてみませんか。


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この記事を書いた人

1996年生まれ、関西育ち。法律事務所で働きながら、Webライターとして活動しています。
読書と観劇、ダンスが好きで、エンタメは人生の生きがい。
中学生の頃に図書委員として書いた本の紹介文をきっかけに、本を誰かに届ける楽しさを知りました。
このブログでは、心に残った小説を中心に感想を綴っています。

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